髪の毛はなぜ抜ける、抜け毛原因とは?
なぜ髪の毛は抜けるのか。ほしくないところにはムダ毛というかたちで生えてくるのに、留まるべき髪の毛はなぜか抜けてしまう。男性からも「ヒゲは濃くて毎日剃るのが大変なのに、なぜか髪の毛は年々手入れが楽になっていく」という自虐的な発言が聞かれることもあります。
もっとも、抜け毛も新陳代謝の一種ですから、多少抜けるぶんには自然の摂理です。古くなった毛が抜け気となり、新しい毛が生えてきます。抜け毛は、新しい髪の毛の誕生を知らせるサインともいえます。しかし、この抜け毛も行き過ぎると問題です。過度の抜け毛の原因は、発毛サイクルの乱れにありますが、このサイクルが乱れたままだと抜け毛が加速し、髪の毛は減ってしまうのです。毛根までダメージを受けている場合は、その毛穴から髪の毛が生えてくる可能性は限りなくゼロ近くなります。
抜け毛の原因もさまざまですが、代表的な原因は男性ホルモン「テストステロン」によるものでしょう。テストステロンに5αリダクターゼという酵素の働きが加わると、「デヒドロテストステロン」という悪者に変貌します。このデヒドロテストステロンこそが男性型脱毛症の原因で、デヒドロテストステロンが毛細胞に作用することで、髪の毛の成長は抑制されてしまうのです。また、この男性型脱毛症は遺伝的要素が強いため、薄毛の親族がいる男性は抜け毛が起こりやすくなるという研究データもあります。
抜け毛を予防する方法に関しては昔からさまざまな研究がなされ、ありとあらゆる予防商品が販売されています。最近では、男性型の抜け毛を予防する薬「プロペシア」やそのジェネリックである「フィンペシア」などを服用する方も多いようです。このような抜け毛予防法には一定の効果があるようですが、やはり土台である身体が健康でなくてはなりません。ストレスが過多になると、体内の循環機能が低下するため、毛根に栄養が行き届かず抜け毛を起こす可能性が高くなります。
また、食事の栄養の偏りも抜け毛の原因になります。皮膚や髪の毛の原材料であるたんぱく質、ミネラル、ビタミンなどが欠乏すると髪の毛は栄養不足に陥り、任期途中で抜け毛となって脱落してしまいます。抜け毛の原因は他にもあり、タバコ、アルコール、パーマ、染髪、シャンプー液の洗い残し、ドライヤーなども抜け毛を誘発するもとになります。現代人ならこのうちの1つや2つ、思い当たるところがあるでしょう。現代人なら誰しも抜け毛予備軍――そう言っても過言ではないかもしれません。
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